蔵臼と夏妃の娘です。蔵臼の次の次期当主となりますが、男尊女卑の右代宮家では女性は当主にはなれず、将来的には朱志香の夫が右代宮家を背負うことになると思われます。
反抗期の真っ只中のため、母親から令嬢らしい振る舞いや言葉遣いを強要されてきたことが全て反動で跳ね返った結果、非常に上品らしからぬ振る舞いや言葉遣いをするようになりました。そのため、その印象は非常にラフで、令嬢らしからぬ解放的な感じを与えています。成績も悪く、右代宮家の跡継ぎとしてはあまり相応しいとは思われていません。
右代宮家の一員で跡継ぎであるということには、面倒臭さしか感じておらず、早く島を抜け出して都会で自由な生活を満喫したいと常々夢見ています。もちろん、財産などにはまったく関心がなく、自分をこの島から連れ去ってくれる白馬の王子様を夢見る、年頃の自由な少女に育っています。
教育に厳しい母親との仲は悪く、家族を顧みない父親とは交流すらありません。また、六軒島には右代宮家しか家がないので、友人たちは新島の学校にしかおらず、友人たちと電話でおしゃべりするのが唯一の日課です。そんな彼女にとって、この島での生活はとても寂しいものであることは、想像に難しくないでしょう。
生まれつき気管支が弱く、突発的な喘息発作を患っています。その為、気管支拡張剤の吸入器が手放せないようです。また、友人たちとの楽しい時間が自分の喘息のせいで終わってしまうという経験を何度もしてきたため、彼女は喘息を気遣われることを極度に嫌います。
※竜騎士07先生のご許可を得て原作ホームページより引用しております |